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2010/12/11(Sat)

食物アレルギーは非常に困ったことですよね。正常に見えても、的確にアレルギー除去食で押さえられているのかも知れません。どんな食事にアレルギーがあるかはお母さんが一番良く知っている筈です。ただ特異的IgE抗体検査(RAST)の結果陽性に出た食べ物をあれこれ並べられると「ああそうですか」と聴いてやるしかないでしょう。背景に指導した専門家がいるのですから。しかし実際は抗体検査が高くてもアレルギー反応を起さない例もあることですから、本当にその食べ物でアレルギー反応が起こった経緯があることが一番確実ではあるわけですよね。テストでショックと言う例もありますので、試験投与はしたくありません。小児科医は栄養のバランスのことを先ず考えますので、比較的無頓着を装っているようですね。
アレルギー食の横綱は、牛乳、大豆、卵と言われております。


赤ちゃんは言葉での表現ができませんから、よく泣くのです。
泣き声、泣きかたにも意味があることが殆どです。
1.泣き止まないのは、何か原因がある筈です。原因を無くす努力と工夫を考えましょう。
2.家庭環境で就眠時間は違います。9〜10時頃が普通でしょう。人間は夜行動物ではありませんので、環境の如何に関わらず、子どもの頃から夜寝る習慣をつけることが大事です。
3.体罰は好ましくありません。しつけは必要です。この兼ね合いに皆さんが苦労しています。
1歳2ヶ月では愛情たっぷり可愛い可愛いの育児で良さそうです。
4.体重7.5キロは痩せ過ぎです。寝る前は満腹で良い児期です。まだオッパイが欲しいのでしょう。
オッパイが出なければ、牛乳やミルクを欲しいだけ飲ませて下さい。
5.栄養については、離乳期の一番難しい児期です。痩せていますので、欲しがる時に欲しいだけ飲ませる、食べさせることが必要と思います。
保健所等の栄養相談を受けてみられると良いアドバイスが受けられるかも知れません。


よだれは大事な消化液であり、口の中に湿り気を与え、ばい菌を殺す働きもあって、将に「健康のバロメーター」と言えるのです。大人でも唾液は出ますが、上手に飲み込んでいるのです。しかし赤ちゃんはまだ唾液の飲み込み方が下手だと考えてください。只ある日突然によだれが多くなったと言うような場合は、口内炎やアフター等のおできがあることもあります。また急によだれが出なくなったら、脱水症の始まりかも知れません。学童期になってもよだれを垂らすようでしたら、知能発育検査を受けて下さい。


乳児の平均睡眠時間は約18時間です。
生後1ヶ月までは、哺乳と屎尿排泄時以外はほとんど眠っています。
睡眠は非常に大切でありますが、睡眠パターンは個人差が極めて高いものです。時間の長短や深さの大小があります。
最近仕事の都合で夜働く人も増えてきましたが、人間は夜行性動物ではありませんので、夜寝るのが理想であります。
しかし電気を発明してから、夜働かねばならない人もいて、昼と夜のパターンが逆転している人もあります。
「夜11時前後に眠くなる」此れを習慣にすると良さそうです。
昼寝は必要ではありますが1時間以内に縮めては如何でしょうか。
お腹が空いていては眠れません。寝る前には、十分哺乳して下さい。
風呂は交感神経を刺激し眠りの妨げになりますので、授乳前に入れて下さい。
授乳は副交感神経を刺激し眠気を誘います。安らかな眠りパターンが出来るよう工夫してみて下さい。
親子3人、川の文字型にお休みになれれば理想的ですね。


無くて七癖と言います。指しゃぶりは赤ちゃんにはよく見かけます。
二ヶ月では飲む時と泣く時、以外は殆ど寝ています。
指しゃぶりで気持ちが安定し、良く寝ておれば、そのままほっておいてかまいません。
「ご機嫌のときは良く手足を動かし、笑うし、便も尿も正常です。」この事が一番大事な所です。
無理に止めさせると別な癖がつくことがあります。


2010/11/01(Mon)

脳を包む髄膜が、細菌で炎症を起こします
ウィルスではなく細菌による感染です。髄膜炎を起こす細菌は主に、肺炎球菌、インフルエンザ菌、ブドウ球菌、溶連菌(ようれんきん)などがあります。また、肺炎、中耳炎などに引き続いて起こることもあります。

高熱が続いて、ぐったりし、元気がなくなります。ウトウトしてきて意識障害が起こったり、けいれんを起こすこともあります。ときには嘔吐も伴います。

頭をひどく痛がったり、首がつっ張って固くなり、赤ちゃんの場合は頭を手で払いのけるような動作をして頭の痛みを訴えます。また、大泉門が張ってきます。無菌性髄膜炎と症状は同じですが、その程度が強く、脳の細胞までダメージを与えることがあります。まひや知能障害などの後遺症が起こることもあります。

治療と家庭でのケア
すぐに入院して治療を受けます
すぐに入院して、髄液をとって検査します。髄液をとるだけで脳圧が下がり、嘔吐などの症状が軽くなることがあります。検査で細菌が特定できたら、それぞれの細菌に有効な抗生物質を使います。嘔吐が激しい場合は点滴で水分を補い、脱水を予防します。

様子がおかしいと気づいたら、至急病院へ連れて行きましょう。


高熱が出ますが、経過が比較的よい病気
ウィルス(コクサッキーウィルス、エンテロウィルス、エコーウィルス、ムンブスウィルスなど)が原因で、急に高い熱が出て、嘔吐(おうと)を伴います。頭痛があるので赤ちゃんは不機嫌です。頭に手を触れると激しく泣いたり、嫌がります。寝ているのを起こすと、首がつっ張るので泣きます。

熱が出たあとは、大泉門(後頭部)が張ってきます。

高熱が出ますが、細菌性の髄膜炎に比べると比較的軽く、後遺症が残ることは少ないようです。

治療と家庭でのケア
入院して治療を受けます
すぐに入院して治療をします。高熱でぐったりとしてきたときには、すぐに病院へ連れて行きます。髄液をとって検査しますが、髄液をとることで脳圧が下がりますので、症状が軽くなることがあります。1〜2週間で治ります。

脱水の予防のために点滴をします。病名の印象からか、お母さんは大変な病気になってしまったと悲観してしまうことがありますが、この病気はほとんど後遺症を残さないものです。


口の中にポツポツができています
1〜3歳ごろがよくかかります。お母さん・お父さんなど同居家族のからだの中に潜んでいた単純ヘルペスウィルスが子どもに感染したものです。高熱が数日続きますが、ときには1週間ぐらい続くこともあります。

唇、口のまわり、ほおの内側、歯肉などに水疱ができ、よだれもたくさん出てきます。高熱と痛みのために不機嫌になり、食欲が落ちてきます。ときにはグッタリとすることもあります。治るまでには7日〜14日かかります。

治療と家庭でのケア
水分の補給をこまめにしましょう
水疱には塗り薬がよく効きます。症状が強いときには抗ウィルス剤を使うことがあります。

口の中の痛みが強いので、少しずつ飲ませたり、食べさせます。熱いもの、酸っぱいものはやめて、プリンや茶わん蒸しなど、うす味で少し冷たいくらいのほうが食べやすいでしょう。高熱と食欲不振のために脱水が心配になりますので、水分の補給をこまめにすることが大切です。


高熱が出て、のどが痛みます
溶連菌の感染によって起こります。突然、40度の高熱が出て、のどの痛みを訴えます。かぜのような症状ですが、熱が出て、1〜2日後にかゆみを伴う赤い発疹が首から胸、背中、全身にかけて出てきます。口のまわりには発疹は出ませんが、舌が白くなって、やがて赤くポツポツが出ます。これを「いちご状舌」と呼びます。発疹は1週間ぐらいで消え、回復期に入りますが、その部分の皮がむけます。熱は2〜3日で下がります。

治療と家庭でのケア
抗生物質が有効です
細菌感染なので、抗生物質による治療をします。抗生物質がよく効きますので1〜2日で症状は消えますが、症状がおさまっても完全に菌がいなくなるまで約10〜14日間ぐらい、薬を飲みつづけることが大切です。

のどの痛みが強いときは食欲がなくなりますので、水分だけはとらせるようにします。1〜2日でよくなるので大丈夫です。赤ちゃんがかかることはありません。

子どもが甘えてくるでしょうが、病気で不安なためですから、受け止めてあげましょう。


高熱が出て、のど、結膜が炎症を起こします
アデノウィルスの感染によって起こる病気でプールの水によって感染することが多いので「プール熱」と呼ばれています。潜伏期間(感染してから発病するまでの間)は5〜7日間ぐらいです。

高熱が急に出て、同時に目が充血し、目やにや涙目といった結膜炎の症状が出ます。のどが腫(は)れて痛みを訴えます。ときには鼻水、せき、おなかの痛みや下痢などの症状が出ることもあります。熱は4〜5日で下がり、しだいに、ほかの症状も消えていきいます。

治療と家庭でのケア
のどが痛いのでスープなどを
ウィルスによるので、特効薬はありません。目の症状が強いときには眼科で結膜炎の治療をします。高熱が出ても経過がよく、のどの痛みで食欲が落ちますが、すぐに回復します。冷たいスープやアイスクリームなどを与えるとよいでしょう。結膜炎は家族にもうつりますので、目やにをふいたり、おむつがえのあとは石けんでよく洗いましょう。また、タオルや洗面器などは別にして使います


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